2月21日の日記

2008年2月21日 日常
 ふと顔を上げれば、月へと続く雲の道

 明るく照らす円い月の横には
 飛行機雲の筋ひとつ

 なんだかそれを見て幻想的だなとほっと白息ひとつ

 
 別に神秘的ではないのは、人工物の作りだした道だから。
 東京の夜空は闇色に更けることなく
 いつまでもいつまでもネオンを反射させる灰色に

 いつだって濁った空を持って
 朝の一面の青空も吸い込まれて帰ってこれない

 思い出すのは闇色の空と月の浮かぶプールに沈み込んだあの日。
 飲み込まれて心も体も色のない世界へ行ってしまったよう。

 マカロニグラタンが食べたくなった今日この頃。

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